とある東大生の一人暮らし録

一人暮らし未経験者の実態

第4話 引越し当日のおもひで

・早朝

新居に運び込む家具や家電一式を車に積み込み、家を出る。結構な量だったので、車が重い。軽自動車で行こうとしていたので、エンジンが苦しそうだ。(東京は道が狭いので、軽で行くことになっていた)早朝の終発だったので、朝ごはんはまだ食べていない。途中でコンビニによりおにぎりをいくつか買って食べた。(ツナマヨとかだったかな)
高速道路に乗り、本格的に向かう。早朝だけあって割と空いてる。順調順調。

〜高速道路移動中〜

そして到着。全ての荷物を新居に運び込み、車はあらかじめ予約しておいた近くの駐車場に置いてくる。
そしていざ、配置に取り掛かる。この時点で確か午前の7時とかそのくらいだった気がする
確かこの日は雪かみぞれか降っていて、えらく寒かった。

・午前

あらかたの荷物(料理器具とか洗濯カゴとかその他諸々)は整理し終わり、あとは配送業者を待つのみとなった。この日くる配送は冷蔵庫、洗濯機、ベッドの3つで、冷蔵庫と洗濯機は午前に、ベッドは午後に来る予定だった。
そして予定通り冷蔵庫と洗濯機が到着。ここで前の記事で書いた、エルボ事件起こるのであった。(家電家具の思い出編参照)

・午後

朝買っておいたおにぎりの余りを食べ、昼食をとった。
あとはベッドが来るのを待つのみ。組み立ては自分達でやることになっていた。(家族に協力してもらいました)
そうこうしていると、ベッドが到着。配送業者に部屋の中に運び入れてもらった。
そしていざ組み立て開始。Youtubeで組み立て方を予習しておいたので、大体の流れは分かる。後から駆けつけてくれた父とともに組み立てていく。しかしここでアクシデント発生。向きを間違えて、ダボ(部品)を入れてしまった。素手では抜けない。ペンチは…持ってきてなかった( ^ω^ ) このままではどうしようもないので、近くの百均までダッシュでペンチを買いに行った。無事ダボは抜け、ベッドも完成させることができた。
こうして、全ての工程が終了した。私は新居に泊まる予定だったので、両親とはお別れすることとなった。嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだった。
「二人とも今日はありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。面と向かってこんなことを言ったのは初めてだった気がする。二人は優しく微笑んで車を走らせていった。何とも言い表し難い気持ちのまま、私は夕飯を準備し、一人黙々と箸を進めた。
食後、身の回りのことを済ませると、ベッドに横たわり、そのまま眠りについた。

・最後に

いかがだったでしょうか。あんなに待ち望んでいた一人暮らしだったのに、こんな歯痒い気持ちで一日目を迎えるとは思いませんでした。実家は思った以上に心の拠り所になっていたということなのでしょう。離れてみて初めて意外な気づきがあるものですね。実家の温かみに気付けるというのも、一人暮らしのいいところなのかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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